水よりも人の身体に近い水

f:id:ono-ichi:20220130202519j:image

 アン・リーの『ハルク』を観た。実験中の事故により、怒りの感情を伴うと怪物に変化してしまう数奇な青年が、少年期のトラウマとその権化である父親と対峙する話。ちょっとハルクが化け物すぎて引いちゃいましたね。もう少しだけ愛嬌が有っても良かったんじゃないか。ハルクのデカさを活かし切る為か、色々な要素を跨ぎすぎてイマイチ焦点が定まっていない感じもあった。良かったのは、ハルクが途中完全に悪玉の瞬間があって、ある種ゴジラ的な楽しみ方もできること。あと父親役のニック・ノルティのぶっ飛んだ名演。演出は今の基準だと安っぽく感じる部分はあるが、結果的にスタイリッシュに纏められているとは思う。CGの硬さが好き。父親が物体と同化する描写やハルクを取り固める泡の質感は、当時のCGじゃないと出せない味がある。とりあえず、この映画に真っ当なスーパーヒーロー活劇を期待して鑑賞するのはやめた方がいいです。

 日を追うごとに集中力が失われている気がする。これもスマホで書いてるからチグハグな論旨になるけど、帰する所スマホが全ての元凶ですよ確実に。スマホ断ちとまでは行かなくとも、休日の大半をスマホに振り回されるのは勿体無いよな。やめたいな。サラダとかだったら良かった。前も言ったかもしれないけど、スティーブ・ジョブズiPhoneの説得力で野菜とかサラダチキンを紹介していたら俺も世界も違った気がする。

 

2022-01-30